プチ春劇場:「あなた自身の天使のために」:第3話

次の日の朝、かおり久々に学校に行った。その日は学園祭の準備があった。
修一がみんなのなかで一番長く部活をしていたが、この前引退した、
けれど彼は今度は学園祭に向けて全力投球した。

朝8時、教室
修一が黙々と作業している。

かおり:早いねー。何してるの?
修一:何って、何の出し物やるか考えてたの。俺朝早いんだー
かおり:ご苦労さま。ねーねーに杉本にも好きな子いるんでしょ、この学校に♪
修一:誰に聞いたの!? あ、しまったー!誘導尋問だー!
かおり:あら、誘導もくそもないでしょ〜。ねー、ついでに言っちゃいなさいよーほれほれー♪
修一:嫌だ!もう喋らないぞ〜
かおり:あ、麻都佳のこと好きなんでしょー
修一:えっ!?…あ〜!!しまった!
かおり:まだ何もひっかけるようなこと言ってないじゃない…て、ことは…
修一:言うなー言うなー
かおり:あ、おはよー麻都佳
修一:あ゜〜あ゜〜(驚)
かおり:うそよ
修一:あ゛〜あ゛〜(恨)
かおり:へへ〜ん。まだまだ青いな―。私キュ―ピットになってあげようか??
修一:悪魔だー(泣)
かおり:単純すぎんのよ。ねー、前から聞きたかったんだけど、なんでマネジャーやってたの?
修一:それは・・・
昭平:おす!はや!二人でなーにやってんの〜
二人:あのねー(呆)
かおり:ねー、純子知らない?今日早く来るって言ってたんだけど、
昭平:しらなーい
浩介:おはよー。はや!三人でなーにやってたの〜
三人:あのねー(呆)
かおり:そうそう、浩ちゃん純子知らない?
浩介:小林なら・・
純子:ごめん、かおり遅れてーって、はや!四人でなーにやってたの〜
四人:もういいから
純子:何が?
昭平:うん(咳)ちょっと話していいかー??
修一:昭平急に変だよ。なんか妙に元気で、妙に・・・
昭平:いいの、いいの実は話してのはなー
四人:ん、なに?
昭平:俺たちのクラスの出し物劇にしないか?
浩介:修平、自分がなに言ってるのか分かってる?
昭平:もちろん、わかってる恥ずかしさと切なさにもう私のこの小さな胸が張り裂けそうよ。
   でもな、青春の言葉がほとばしるんだ。青春をくれ!
浩介:前になんか聞いたのより長くなったなー(独り言)
かおり:今からじゃ遅くない?
純子:嫌がる人がいたら?
昭平:俺たちはクラスの実行委員なんだよ。そんなことさせない!
修一:あのさー・・・(無視)
かおり:そうね・・・(無視)
浩介:シンクロやろ!ね!(独り言)
昭平:無視かよー?とりあえず川でも走る?
四人:あのねー(呆)
修一:どうせやるならこの町の歴史スペシャルやらない?
浩介:歴史スペシャル?
修一:あの店よ。どうして人気があるの?何故あんなに不味いの?薬善って体にいいの?
浩介:そんなくだらないことより、出し物だよ
純子:ねーそれっていいことなの?
浩介:え?
純子:それってつまり面倒くさいことにならない
昭平:青春劇やらないか?(いける!イケるこれはいけるぞー!!俺って天才だなー)(妄)
修一:(そうだこれはいい機会だぞーいけるぞーなんで今まで思い付かなかったんだ)
   いいんじゃない(妄)
浩介:(何か燃えてきたーいけるイケる。その手があったんだ)別に僕はいいよ(妄)
純子・かおり:どうしたのみんな?急にやる気がでてきたね、
三人:そうと決まったら練習だ。(幸)
純子・かおり:(でもなんか楽しそうだからいいか、)

それから台本も刷り、残るは運命のくじ。キャスト決め!!

修一:(神様〜)
修平:(仏様〜)
浩介:(ご先祖様〜)
修平:(こいつらも同じこと考えてるなー)
浩介:(修一の顔エロいこと考えてるぞー)
修一:(麻都佳ちゃ〜ん)
純子:何だか楽しくなってきたね
かおり:うん
昭平:やべ、恋の邪魔役だ。
浩介:恋人役だ(ひいおじいちゃん、おばあちゃんありがとう。ぼく男になるよ)
純子:私は(女)恋人の親友だ!
修一:え!俺、恋の邪魔役の邪魔役!?(謎)ってことは、俺は誰が好きなの??
かおり:私恋人役だわ
昭平・浩介:(よし!)

麻都佳はくじの結果演出にとりあえず決まった

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